
筋トレやダイエットの失敗の原因で最も多いと言えるのは途中でやめてしまう事だと思います。トレーニングを始めて一番難しいかも知れないのは、当初のモチベーションを維持する事かも知れません。
誰もが最初は高いモチベーションを持ってトレーニングを開始すると思います。しかし、残念なことに、そのモチベーションは時間と共に必ず下がって行きます。
つまりスタートした時のモチベーションを維持する事は不可能に近いのです。
ですので、どうやったらモチベーションを維持できるか、モチベーションを下げないように出来るかという考えは捨ててください。それは非常に難しい事なのです。もし今、この記事を読んでいて、実はあなたのトレーニングやダイエットへのモチベーションが下がってしまっているとするなら、あえて言言います。
「それは仕方ないよ」そして「なんでトレーニングやダイエットをやろうと思ったのかな?」
こういった思考の転換は辛いトレーニングを楽しいものに変えてくれます。
大事なのはどのようにそのモチベーションを取り返すかなのです。
維持するんじゃない、取り返す!!
今回は僕が実践しているモチベーションを取り返す方法をご紹介したいと思います。
記録に残しておこう
自分の頑張りを自分で客観的に見えるようにする事は想像以上にモチベーションを与えてくれます。特に筋トレはすぐに欲しい結果が返ってくる訳ではありません。これがモチベーションを下げてしまう第一の理由だと思います。結果が見えなくとも日々のアプローチに対して自分で自分を褒めてあげる事はとても大事です。
記録を残していく方法は、すぐに結果の出ない事に対して自分のやった事を目に見えるようにする簡単な方法です。さらに、ふとした時に振り返ることが出来るのでオススメです。
例えばスマホのメモ欄に行ったトレーニングを日付と共に残していけば、自分の頑張りを目に見えるように出来ます。特にトレーニングの初期は目に見える変化が少なく、モチベーションが低下しがちです。そんな時にメモを残して置けば自分の積み上げたものを客観的に確認する事ができます
また記録を取り続けると、今までこれだけトレーニングしたのだからここで辞めてしまうのはもったいないと思わせてくれる効果もあります。
3日、4日とトレーニングしない日が続くと、トレーニングをしないという事に心が慣れてしまいます。そんな時に、これまでの頑張りが可視化されていると、頑張りを無駄にしたくないもったいないと思うことが出来ます。
スマホのアプリならよりわかりやすくグラフ化してくれるので、さらにモチベーションのアップにオススメです。
目標を目に見えるところに

自分の目標を常に目につきやすいところに置くというのも良い方法です。
記録に残すというコツと似ていますが、とにかく可視化して意識づけ、思い出しをする事が大事です。
こんな体になりたいなぁと思うモデルさんやスポーツ選手の写真でも構いません。忘れてきたところに思い出させてくれるそんなものを目につくところに置いてください。朝、仕事に行く前や帰宅した時など必ず日常生活で目につくところに置いておくのが重要です。
例えば玄関の内側に目標を貼って置くのもいいかも知れません(ただ鉄の玄関に貼ると結露でぐしょぐしょになるので要注意です。笑)
僕の場合だと1週間のトレーニングの内容をざっくりとでいいので決めて、スマホのメモ欄に記入します。そのメモをスクショしてスマホの待受に設定しています。こうすると部屋でだらだらとスマホをいじり出すのを防ぐ事が出来ます。ベッドでだらだらする時間は、ただ時間を奪うだけでなくモチベーションも奪って行くと思います。
そんな時にふと(手に持っているに違いない)スマホの写メを見ると、あぁ忘れてた頑張ろう、筋トレしてからやろうというモチベーションになります。
メニューを思い切り変えてみる
トレーニングの内容を変えてしまうのは、意思が弱いように思え一見すると失敗例に感じるかも知れません。ですが実は停滞したモチベーションを打破するとても良い方法です。飽きたり停滞する循環に陥る前に新しい刺激を与えると言う方法です。
このアプローチでは、新しいメニューにする事で気持ちや心の面で新鮮な感覚を取り入れるのはもちろん、肉体的にも新しい刺激を与える事ができます。さらに通常のメニューに戻した時に動きやすさが変わっていたり、新しく気づくこともあるでしょう。
例えば今までジムでマシントレーニングと有酸素だったのが、1週間ヨガやピラティスだけにして見たり。また普段ランニングマシンで有酸素運動していたところを、HIITで代用して見たりするのはどうでしょうか?
僕はよくジムのマシンやフリーウェイトばかりになっているなと感じたら、公園などに行って自重メインにして見たりなどと言うリフレッシュをよく行います。行っているメニューの中身に大きな違いはなくても、周囲の景色や環境が変わるだけで大きな刺激を得る事ができます。
また自重やダッシュをやったりする事で、ただ単に筋肉を大きくするだけではなくて、どのように動かすかと言う事に感覚が鋭くなるようになります。すると、トレーニング以外の時間でも、不意に自分の成長を感じたりする事が出来て新たなモチベーションを得る事があります。
誰かと共有する
トレーニングの目標やゴールを誰かと共有できるなら、それもとても有効なモチベーションアップの方法です。
自分だけでのトレーニングは自分の意思で全てを簡単に終わらせられますが、誰かと共有するなら簡単に諦めるのが難しくなるからです。
トレーニング仲間やトレーナーについてもらったり、自分がトレーニングを行った事をSNSなどで報告するのも良い方法だと思います。
一緒にトレーニングする仲間がいるなら、先にトレーニング日を約束するとお互いサボりにくくなります。
目標は大きく、ルールは甘く
これが、運動を習慣化するのに僕が一番声を大にして言いたい事です。なので少し主観的な意見かも知れません。
みなさんが筋トレやダイエットをする時にどんな目標を設定するでしょうか?
「とりあえずマイナス5キロ」「学生の時くらいには、腹筋を割れたらなぁ」
などでしょうか?
全くの個人的な意見ですが、「とりあえず、、、」とか「まぁ高望みしないけど」と言ったゴールはせっかくやるのにもったいないと思います。
せっかくやるなら、あのモデルのように、クリスティアーノ・ロナウドのようにでもいいです、自分にとっての最高のゴールを設定してください。
誰にも筋肉は必ず付きますし、体も絞れます。明日、明後日と体は成長させる事が出来ます。なので自分史上最高の体を目標にして下さい。きっと高い目標があなたを引っ張ってくれます。
そして目標が決まったなら、大事な事は努力を継続する事です。筋肉は裏切りません。頑張ったならその通りに、何もしなければ何も起こりません。ですが本当に大事な事は小さな一歩でも続ける事です。
その為には目標を高く設定しつつも、最初から完璧を求めない事が大事です。
完璧なものは簡単に欠けて壊れてしまいます。
最初に高いレベルの運動メニューや食事制限を設けてしまうと、そのルールに心も体もついて行けずに諦めてしまいがちです。
最初はゆっくりでも構わないのです。少しづつ、確実に目標に向かって歩いて行きましょう。
もし、ゴールは達成したいけど本当にやりたくない。
と、思ってしまったらトレーニングの時間は無しにしましょう。その代わり仕事の時、帰り道、ふとした時に階段を使ったり、また電車の中で腹筋を引き締めてつま先立ちしてください。それで今日のトレーニングは完了。
こんな風でも最初は大丈夫なのです。小さな一歩でも続けてるなら大丈夫なのです。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
トレーニングやダイエットで一番の難関は長続きさせる事だと思います
これは逆に言うと、続ける事ができれば必ず成果が出ると言う事です。
多分、これは筋トレの魅力の1つではないでしょうか?
少しでもトレーニングをすれば体は変化します。この変化を楽しむ事が出来ればきっと続けられると思います。
この記事のコツがみなさんの筋トレを楽しむ助けになれば幸いです。
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