「ダイエット、今まで何度も思い立ってチャレンジするけどなかなか上手くいかない」そう思う人は日本に一体何人いるのでしょう。僕もその1人でした。
いくつもの種類のダイエット方法やテクニックが存在するのに、何故いつも失敗してしまうのだろう?
その答えは私たちの「マインド」にあります。
方法が変わっても、その体を動かす心が同じだから上手く行かないのです。
この記事ではダイエットを失敗させないマインドセットについて解説します
[この記事でわかる事] 方法を変えるのではなく、捉え方を変えてみる
失敗しやすいマインド
ダイエットで失敗するとは、具体的にどう言う事でしょうか?それは継続出来ない事です。
続けさえすれば必ず結果はついて来るのに、それがとても難しい。まず長続きしない心の状態について考えて行きます。
完璧主義者
色々と調べて、器具も揃えて、メニューも週3〜4日で組んでさぁスタート。実は完璧主義はダイエットにおいては長続きを妨げる最大の要因かも知れません。
どんな計画でも一番最初が一番モチベーションが高いはず。しかしモチベーションは必ず右肩下がりになって行きます。これは人間であれば絶対に避けられない事だと思います。
完璧にスタートすればするほど、少しでも狂ってしまえばどんどんやる気が起きなくなってしまうのです。
ロケットスタートですぐ目の前で止まってしまうより、ペンギンのようでいいからゆっくりでも遠くへ歩き続ける。この考えの方が最終的に目的を達成しやすいはずです。
[POINT] 完璧さより継続しやすさに注目する
せっかち
すぐに結果を求めてしまうなら、それはモチベーションの低下を招いてしまいます。
ダイエットやボディメイクはどんなに早くても変化が目に見えるのは3ヶ月はかかります。より高い目標を立てれば1年2年だっておかしくありません。
結果を求めて、毎日の体重計に一喜一憂するのはおすすめしません。もちろん毎日計測することは大事ですが、それは長期的なスパンで考えるようにしましょう。
つまり、わずか1週間で激ヤセ、なんてダイエットは今のところ存在しないのです。すぐに効果が出ることを謳い文句にしているものには気をつけましょう。
[POINT] 結果には時間がかかる。長い目で見よう
いっぱいいっぱい
私たちが一日でやらなきゃ行けないことはダイエットだけではないはず。仕事もたくさんあるし、家事や、家族、友人の事だってある。
そんな中、ダイエットもやらなきゃ行けない事に枠組みしてしまうと、ダイエットすると言う事がストレスの元になってしまうかも知れません。
ダイエットは誰のためではなく自分のためにする事。自分のためなら楽しみに出来るといいですよね。
その為にもせめてダイエットだけはあれもこれもと課題や目標を設定しすぎないようにしましょう。楽しめる範囲なら継続できますし、自然と次の目標が見えて来るはずです。
[POINT] ダイエットは自分のため。ストレスにしない
継続する為に
もし上記に少しでも心当たりがあるならこれから紹介する方法を試してみてください。
目標のすり替え
ダイエットを始めようの思う時、必ず目標を立てると思います。どんな目標を設定するでしょうか?体重何キロ減とか体脂肪率何パーセントとかでしょうか?
しかし、この目標は結果が出るのにかなりの時間が必要になってしまいます。結果が出る前にやめてしまうのを防ぐ為に目標のすり替えをして見ましょう。
例えば筋トレを食事制限と並行して行っているなら、何キロのダンベルを持ってスクワットをするとか、何分の有酸素運動が出来るようになると言う目標にすり替えて見てください。
昨日20分ランニングしたから来週には25分を楽に走れるようになる。
といった感じで意図的に結果の出やすい目標にすり替える事で、運動を継続的にしやすいかも知れません。
[POINT] トレーニング内容を目標にすり替え。中期的な目標を設定する。
ゆるく長く
アスリートやトップビルダーのような生活は私たちには出来ません。もちろんそこを目指せば話は変わりますが、きっとそうではないはず。
大事なことはどんな形でも継続すること。例えば仕事が長引いてジムに行く時間がない。その代わりに帰りは電車内は椅子に座らず立って帰って階段を使う。これでいいのです。
週2日行っていたジムに今週は1日しか行けない。次の週は3日行かないとダメなんてことはないです。むしろ今週は疲れを取って来週こそ2日行こう。そんな風に考えて見てはどうでしょうか?
やめてしまうよりはるかに効果があります。
[POINT] 何よりも継続すること。続けることは偉いこと。
まとめ
いかがでしょうか?具体的な方法を考える事は何より大事かも知れませんが、心の状態だって大事なはず。
素晴らしいエンジンを組み上げても、ガソリンを入れ続けなければ遠くへ走る事は出来ません。
最初はまずはどうすれば継続できるかを考えましょう。そのコツは完璧を求めすぎないです。周りに溢れる情報や映像をみるとストイックにしなければ行けないと思ってしまうかも知れません。
ですが、そう行った人たちも最初からそんなストイックな生活をしていた訳ではないはず。まずはあなたのペースで、あなたのためだけに楽しんで続けて行きましょう。
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